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第9走 趣味 飯塚@中6

 

 

こんにちは、角張からバトンもらいました飯塚です。少しの間お付き合いください。

 

前の記事ではモチベアップに様々な本を紹介してくれていましたね。僕は一瞬の風になれだけ読んだことあって、懐かしい気分になりました。

 

ハードカバーだと三冊になるんですが、サブタイトルがそれぞれ「いちについて」「よーい」「どん!」になっていてこだわりを感じ好きな本でした。

 

 

今回の話を聞いたとき自分は趣味の話を書こうと考えました。趣味とはずばり、読書です。中でもミステリが好きなので、読んで話せる人が増えたらと思って好きな本を紹介しようと思っていました。

本を紹介。聞いたことあるような?まあ気のせいでしょう。

ということで、個人的に好きな、読んで欲しい小説を紹介しようと思います!!

 

 

 

 


・「リバース」湊かなえ

 最後の一行のためだけにあるような小説です。湊かなえは「いやミス(いやなミステリー)の女王」と呼ばれ、その通りドロドロした人間関係があり読後感の悪い作品がほとんどです。「告白」が有名です。リバースは過去の友人の死が事故でなく他殺なのではないか?と考えた主人公が動くストーリーで、全体通してす普通な感じで話が進みます。湊かなえなのに普通に進み、ああ、これで終わりかなんかあっけなかったな、、と思いきや最後にちゃんと仕掛けがありました。読んだ後はなぜこの題名にされたのかわかります。


・「変身」東野圭吾

 頭を銃で撃たれ脳移植をされた主人公が変わっていく様子を描いた小説です。何がすごいって、この本では叙述形式で話が進んでいくんです。鍵かっこ以外の地の文も「僕は…した。」のような形式で進んでいくんですが、地の文には主人公の性格が現れます。ですので、性格の変化に伴い地文も変化します。これが非常に滑らかな変化で、注意して読んでもなかなか気づけません。また、あらかじめ予想できる変化として一人称が僕から俺になるものがありましたが、自然過ぎてどのタイミングを見落としました。結末も衝撃的で、胸にくるものがありました。段々と変化していく性格の原因は本当に移植された脳なのか、本人の抑圧されていた本性ではないのかといった展開も見せ、東野圭吾ってやっぱりすげんだなってなります。

 

 


・「medium   霊媒探偵 城塚翡翠」相沢沙呼

 「このミステリーがすごい!」「本格ミステリー・ベスト10」「2019年ベストブック」で三冠した小説です。謳い文句に「すべてが、伏線!!」というものがあって、盛り過ぎwと舐めながら読んでたらびっくりしました。まじですべてが伏線です。霊媒探偵と言うだけあって、霊媒の力を駆使しながら犯人を見つけます。ただ霊的なものに証拠能力なんてないので、ヒロインが霊視した犯人に対し、主人公がちゃんとした論理と証拠をくっつけていく、という流れです。普通に面白そうな小説ですが、三冠も取れるような内容でしょうか。そう思いながら読んでいたので、最終章は開いた口が塞がりませんでした。受賞を納得したと同時に、開いた口が塞がりませんでした。読むときは、少しの疑問でも大事にしながら読んでください。

 


以上になります。すべて持っているので読みたくなったらいつでも言ってください。喜びます。

緊急事態宣言も解除され少しずつですが前の日常に戻ってくる気配が見えてきましたね。飯塚は実は4月中旬に足を骨折していて思うように復帰できないのが現状ですが、みなさんと部活で会える日を楽しみにしています。

 

それでは、次は6年生ラストバッターの志賀野に託します!